台風や地震など災害時の水の備えはお済みでしょうか?水は私たちの生活には欠かせません。災害が発生すると断水のおそれがありますので、ご家庭でもできる限りの水の備えをお願いします。
断水対策について
・飲料水
飲料水は1人当たり1日3リットルを目安に必要です。日ごろから清潔な水を3日分は確保しておきましょう。
・生活用水
飲用以外にも生活の様々な場面で水は必要ですが、断水時に最も困るのはトイレが流せないことです。浴槽に水を貯めて準備しておけば、バケツなどに汲んで使うことができます。
台風などの自然災害で水道が止まりますか?
台風などの自然災害が発生すれば、常に断水となるリスクがありますので、ご注意ください。
水道施設が直接被害を受けた場合はもちろんのこと、停電が発生した場合には送水用ポンプが停止するため、配水池へ新しい水を供給することができなくなります。
また、アパートやマンションなどの受水槽方式の施設でも、それぞれの施設に設置されている送水用ポンプが停止すれば水が使えなくなる可能性があります。屋上に高架水槽があっても、新しい水の供給がなければ、水槽に貯められている分までしか水を使うことができません。
通常は、配水池や高架水槽には貯められた水があるため、停電が発生してからすぐの時点では問題なく水が使えるようにみえるときでも、送水用ポンプの停止により新しい水の供給は止まっている場合があります。この場合、貯められた水を使いきれば、しばらくして断水となることが予想されます。被害の状況によっては復旧までに時間が掛かることもありますので、2~3日は生活できるようにご家庭で対策をお願いします。