(1) 地方創生について
昨年、人口減少克服や地域経済活性化の基本理念を示した「まち・ひと・しごと創生法」と改正地域再生法が成立した。創生法は人口減少に歯止めをかけ、東京への一極集中を是正するため、出産や育児をしやすい環境づくりや地方での雇用創出を進めることを基本理念に掲げている。そして、都道府県と市町村には各地の実情に応じた地方版総合戦略をつくる努力義務を課している。また、政府は2016年3月までに各自治体に地方版総合戦略を作成するよう求めている。そこで次の点を質問する。
(1)本町の将来の人口についてどのように予測しているのか。
(2)本町の総合戦略としてどのような施策を考えているのか。
(2) 農業の課題について
(1)有害鳥獣対策について
(イ)本町の有害鳥獣の被害状況及び捕獲状況はどのようになっているか。
(ロ)現在どのような有害鳥獣対策を実施しているのか。
(2)農地中間管理事業について
本事業は昨年、耕作放棄地の発生防止や解消等を目的に実施されているが、現在の取組状況はどのようになっているのか、また課題はなにか。
(3)新規就農対策について
農業の担い手確保や人口減少に歯止めをかけるためには新規就農者を増やすことが重要となっている。現在の取組状況はどのようになっているのか、また課題はなにか。
(3) 学校教育の課題について
(1)教育委員会制度の改正について
昨年、滋賀県大津市の中学生いじめ自殺事件などをきっかけに、教育委員会制度が改正され、(1)教育委員長と教育長を一本化した「新教育長」の設置(2)新教育長は首長が直接任免する(3)新教育長が教育委員会を代表する(4)首長が主催する「総合教育会議」が教育施策の大綱を策定する、などの大幅な改正となっている。そこで次の点について質問する。
(イ)平成27年度から改正内容が実施されるが、具体的な実施体制はどのようになるのか、また学校教育の現場への影響はないのか。
(ロ)総合教育会議の役割や運営方法、構成メンバーなどはどのようになるのか。
(2)道徳教科化について
文部科学省より現在は正式な教科ではない「道徳の時間」を教科に格上げしていく方針が示されているが、どのような内容となるのか、また課題はなにか伺いたい。