10番 西岡 克之 議員
※1 福祉政策について (1) ピロリ菌除菌について 胃がんの主な原因とされるヘリコバクター・ピロリ菌(ピロリ菌)は、胃粘膜に炎症引き起こし胃がんの最大原因とされています。胃酸の分泌が十分でない子どものころ井戸水、湧水を飲むなどして感染する人が多いようです。上水道が整備された時代に育った世代には井戸水を飲む機会は少ないようですが、乳幼児期に親から経口感染するケースも多いようです。ピロリ菌に感染すると、成人になっても菌が胃の粘膜にとどまり続けます。そうして潜伏期間をへて慢性胃炎(ヘリコバクタ−ピロリ感染胃炎)、萎縮性胃炎、分化型胃がんへと進行します。そこでピロリ菌を早期発見・早期除菌すれば、胃がんの確立が格段に少なくなります。 公明党は、九州や北海道を中心にピロリ菌除に保険適用拡大を求める署名100万人分を集めて国に要望しました。その後2011年2月公明党の、秋野参議院議員の質問により厚労省は、ヘリコバクター・ピロリ菌が胃がんの発がん因子であると認め2013年ピロリ菌除菌について慢性胃炎の段階まで保険適用の拡大を実施いたしました。 ピロリ菌の権威、北海道大学大学院特任教授の浅香正博氏は、ピロリ菌の検査・除菌を適正に行った場合、現在の医療費約3000億円から大幅に抑制できると言われています。今回公明党長崎県本部では、現在検査除菌を実施している島原市、平戸市、を除く全県下で胃がんの撲滅に向けて「胃がん健診へのピロリ菌検査の追加」と「検査費用の個人負担の軽減」を求めて署名運動を実施いたしました。その結果本町ではわずか、1か月位で、2750名の方々の署名を集めることが出来ました。7月27日、代表の方々と一緒に町長に提出することが出来ました。この事は重く受け止めるべきだと思います。そこで、本町で健康診断の項目の中で、「ピロリ菌除菌検査」の追加と、「検査費用の個人負担の軽減」を求めますが、町長の見解はどうか質問します。 (2)前回6月議会でも質問いたしました、学童クラブ過剰人員について質問します。 前回学童クラブ、特にまるたんぼクラブ、まきの木クラブなど、(他にも定員よりも過剰と思われる長与南など)過剰人員について分割はどうか質問いたしましたが、これは昨年より多数の同僚議員が同様の質問をしていますが、一向に改善の兆しが見えません。その訳は何か、なぜ解決しないのか質問します。 ※2 教育問題について (1) 本年春に行われた、全校統一学力テストについて質問いたします。 本町も小学校、中学校が対象学年で受験したと思われますが、結果と分析はどうか質問いたします。 (2) 高田小学校正門付近に新たにかかる立体交差ループ橋について、開通に伴う安全対策について質問します。 (イ) 今後の全面開通はいつを予定していますか質問します。 (ロ) ループ橋より正門までの横断歩道の新設は出来ますか質問します。 (ハ) 高田小体育館側下の通学路に段差のない歩道の新設が出来ないのか質問します。 (ニ) 歩道にガードパイプの新設が出来ないか質問します。 (ホ) 田上商店付近の交差点に点滅式信号の設置が出来ないか質問します。 |