新浄水場共同整備事業に関する内容についてQ&A形式で紹介します。
【質問一覧】
Q1 新浄水場の給水範囲は?
Q2 長与町の浄水場は共同の新浄水場だけとなるの?
Q3 新浄水場の水源は何ですか?
Q4 建設費用の影響で水道料金は値上げされるの?
Q5 水道料金は長崎市と同じになるの?
Q6 長崎市上下水道局と長与町水道局は統合するの?
Q7 道ノ尾グラウンドはいつまで使えるの?
Q1 新浄水場の給水範囲は?
A1 高田郷の一部及びまなび野にお住まいの皆さまに新浄水場からの水をお届けする予定としております。
Q2 長与町の浄水場は、共同の新浄水場だけとなるの?
A2 現在は、町内の給水量の大半を「第1浄水場」と「第2浄水場」でまかなっていますが、新浄水場整備後は、第2浄水場の能力を増強し、新浄水場の能力と合わせて、町内利用水量の95%以上を2施設で作る予定です。
Q3 新浄水場の水源は何ですか?
A3 新浄水場全体の水源は、浦上ダム(長崎市)、萱瀬ダム(大村市)及びJR長崎トンネル湧水となります。
これらの水源のうち、長与町の水源となるのは『JR長崎トンネル湧水』のみとなります。
※JR長崎トンネル湧水…JR九州長崎本線(市布経由)の現川駅-浦上駅の間にあるトンネルの施工時から出水している湧水。長崎市浦上浄水場内に設置した施設で取水しています。
Q4 建設費用の影響で水道料金は値上げされるの?
A4 人口減少等の社会的状況の変化による料金収入の減少や水道施設の老朽化による更新費用の増大で、水道事業の経営は厳しさを増しており、料金の見直しを検討すべき時期が近づいています。今回の新浄水場建設のために水道料金が変わるのではなく、長期的な財政計画を一定期間ごとに作成し、その計画の中で料金改定の要否を判断します。(令和5年度~6年度にかけて財政計画の見直しを予定しています。)
Q5 水道料金は長崎市と同じになるの?
A5 新浄水場の整備は長崎市と共同で行いますが、水道事業の経営は市町ごとに行っており、水道水を作るために必要となる様々な経費を基に、各々で水道料金を設定しています。
Q6 長崎市上下水道局と長与町水道局は統合するの?
A6 水道事業は、”市町ごとの経営”が原則となっています。近年、水道事業の経営は厳しさを増してきており、諸課題へ対応するため、水道事業者等の間での広域的な連携による事業基盤の強化が求められています。これまでの水道の広域化は主として効率的に水需要の均衡を図る目的で行われてきましたが、近年は、経営基盤や技術基盤の強化という観点から、地域の実情に応じて事業統合や共同経営だけでなく、多様な形態による広域化(イメージ(概念)を広げた広域化)が提唱されています。今回は、新浄水場を”施設の共同化”という形態で整備しますが、あくまで水道広域化の取り組みの一環として行われるものであり、市町間での水道局の統合が行われるわけではありません。今後も社会情勢の変化に対応するため、近隣市町等と連携しながら、広域化について継続して検討を進めていきます。
Q7 道ノ尾グラウンドはいつまで使えるの?
A7 新浄水場の建設工事は令和7年度より開始予定です。それまでは使用することが可能ですが、令和7年度以前にも現地での測量設計等が行われる予定です。