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長崎県消費者被害防止ネットワーク情報
長崎県消費生活センターからの情報です。
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配信日平成29年2月10日
エステ店での高額契約
〈内容〉
2週間前、友人に付き合ってエステ店に行き、友人を待っている間に肌のチェックを受けた。
店員から「将来シミになる」と言われ驚いていると、「1年間はエステの無料サービスをします」と説明を受け、50万円の化粧品セットの購入契約をした。しかし、よく考えると高額で支払えない。解約を頼んだが再度説得され、解約してもらえなかった(20代、女性)
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★消費生活センターからのアドバイス
●20歳を過ぎたばかりの社会経験の少ない消費者が、トラブルに巻き込まれるケースが続いています。無料体験をきっかけに、数百万円の化粧品購入や代理店契約をし、ローン返済に行き詰る深刻なケースもあります。
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●事例の業者は、化粧品セットの契約でありエステはサービスと主張しました。しかし、実態は化粧品とエステの提供が一体の契約であるため、特定商取引法に定める「特定継続的役務提供」に当たると判断しました。契約書面の交付がなかったことを理由に、クーリングオフの手続きを支援しました。粘り強く交渉した結果、最終的には無条件解約で合意しました。
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●エステティックサービスは、契約金額が5万円以上で、かつ契約期間が1ヶ月以上を超える場合、契約書を受け取ってから8日以内であればクーリングオフできます。8日を過ぎても契約期間内であれば中途解約できます。契約は、支払い能力も含め慎重に検討してください。
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※おかしいなと思ったときは、すぐにご相談ください。
○長崎県消費生活センター |
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095−824−0999 |
○長与町消費生活相談窓口 |
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095−883−1111 |
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