長与町の農業 最終更新日:2021年2月8日 印刷 長与町の基幹産業は農業。中でも、みかんを始めビワ、イチジクなどの果樹栽培が盛んです。 長与町の農業町勢要覧(PDF)(PDF:5.8メガバイト) ○みかん栽培 全国有数のみかん産地である長崎県において、長与町は大村湾に面した温暖な気候に恵まれ、『長与みかん』の産地として名をはせています。 歴史をたどってみると、約500年前に温州みかんが中国から鹿児島に伝わり、長崎では天明年間(1780〜1788)に西彼杵郡で栽培が始まったといわれています。 200年以上の歴史を持つ長与町のみかん栽培は、米や野菜などをはるかにしのぎ、秋には山全体がみかん色になってしまうほどの作付面積を誇っています。収穫されたみかんは、「長崎味ロマン」・「ことのうみみかん」の名で、東京・千葉などの首都圏、石川・青森・北海道などへ出荷され、また海外カナダへも輸出されています。 ○加工品販売 近年は、農産物加工品の開発にも力を入れています。町内で収穫した新鮮な果物や作物は、生活研究グループの手により無添加・低糖のジャムや手作りみそに加工され、全国に通信販売されています。特に、「いちじくジャム」は県知事賞を受賞した商品で、お勧めの一品です。 ○『地産地消』の安心農業 『地産地消の農業』の促進のため、町内で生産された安心・安全な農産物を、町内にある「まんてん」や「じげもん長与」などの直売所で販売しています。直売所は、新鮮な旬の野菜や果物を求め、毎日たくさんの人で賑わいを見せており、販売額も年々増加しています。 その他、長与町の立地条件を生かした『都市型農業』への転換にも取り組んでいます。