香りは、癒しやリラックス効果がある反面、不快に感じたり、様々な身体症状が現れたりと人によって反応に違いがあります。香り付きの柔軟剤・石鹸・洗剤・消臭除菌スプレー、化粧品、制汗剤、文房具などに含まれる香料は、人によってはアレルギー症状や化学物質過敏症、喘息、頭痛など体調不良を訴える方もいます。香りの感じ方には個人差があることを念頭に、周囲の方へご配慮の上、ご使用いただきますようお願いします。

化学物質過敏症とは

いわゆる「化学物質過敏症」（環境省の調査研究報告では本態性多動化学物質過敏状態と称しています。）は、生活環境中の極めて微量な化学物質に接することにより、自律神経系の不定愁訴や精神神経症状をはじめとする多彩な症状を呈する症候群とされていますが、病態や発症メカニズム等はよく分かっていません。

現在、医学領域において、病態の解明等に関する研究が進められています。

環境省「環境中の微量な化学物質による健康影響に関する調査研究」（外部リンク）

関連リンク

厚生労働省「家庭用品の安全対策」（外部リンク）

環境省「保健・化学物質対策」