平和への祈念と被爆体験の継承を目的として、原爆投下直後に「原爆救援列車」の基点となった道ノ尾駅に「原爆救援列車」の説明板とC57形蒸気機関車の車輪を、令和4年8月9日に道ノ尾駅駅舎正面へ設置しました。 このモニュメントは、長与駅に設置した原爆救援列車モニュメントと同様に、長崎市中央公園に設置されていたC57形蒸気機関車の車輪部分を、長崎市より寄贈を受け、移設したものです。 道ノ尾駅は、「原爆救援列車」の基点となっただけではなく、駅前広場には臨時救護所が設けられるなど大きな役割を果たしました。 負傷者の運搬に活躍した救援列車の活躍と臨時救護所として道ノ尾駅が果たした役割を後世に伝えるとともに、原子爆弾で亡くなられた方々を追悼し、二度と核兵器による惨禍が繰り返されないことを願って、設置しました。
原爆救援列車(道ノ尾駅)説明板 |