「長与町自殺対策計画」について
自殺は、その多くが追い込まれた末の死であり、自殺の背景には、精神保健上の問題のみならず過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめや孤立などの様々な社会的要因があると考えられています。本町では、自殺対策基本法に基づき地域の実情に即した自殺対策の取組を推進するため、平成30年度に「長与町自殺対策計画」を策定し、実行しています。
計画の位置付け(町の関連計画との関係性など)
本町では、健康増進法第8条第2項に定める「市町村健康増進計画」として、平成18年3月に「健康ながよ21」計画を策定し、全ての住民が健康で明るく、元気に生き生きと生活できる活力ある町の実現を目指し取組を推進してきました。その後「健康ながよ21」計画を継承する「第2次健康ながよ21」計画を策定し、健康づくり事業を推進いています。その中で「こころの健康」は、「ストレス感じている人の割合の減少」・「自殺者の減少」・「認知機能低下ハイリスク高齢者の割合の減少」を目標に取り組んでいますが、平成28年3月、自殺対策基本法の改正により、「第2次健康ながよ21」計画別冊として「長与町自殺対策計画」を位置づけています。
長与町自殺対策計画期間延長について
「第2次健康ながよ21」計画の終期を令和5年度、次期計画の始期を令和6年度とすることから関連計画である「長与町自殺対策計画」も同様の扱いとします。
3月は自殺対策強化月間です
3月は卒業や進学、就職や転居など環境が大きく変わり、1年の中で特に心身の不調がおこりやすい時期です。自殺対策基本法では、毎年3月を「自殺対策強化月間」と定め、町民の皆さまに広く自殺予防のための正しい理解を深めるよう努めています。
町及び関係機関では、様々な相談窓口を設けていますので、悩みを抱えている方や周りに悩んでいる方がいることにお気づきの方はぜひご利用ください。
相談窓口はこちら(PDF:207.7キロバイト)