「人生会議」(ACP)って何?
もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて、周囲の信頼する人(家族・友人等)や医療・ケアチームと一緒に前もって考え、繰り返し話し合い、共有することを「人生会議」(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)といいます。
「人生会議」(ACP)はなぜ必要?
誰でも、命にかかわるような大きな病気やけがをする可能性があります。いのちの危険が迫った状態になると、4人のうち3人がこれからの医療やケアなどを自分で決めたり望みを人に伝えたりすることができなくなるといわれています。
「そのとき」が来たら考えられない。だから今、「人生会議」してみませんか。
「人生会議」(ACP)の進め方
ステップ1:考える あなたが大切にしていることは何ですか
ステップ2:選ぶ あなたが信頼できる人は誰ですか
ステップ3:話し合う 信頼する人たちと話し合いましょう
ステップ4:共有する 自分の希望を大切な人たちと共有する
心身の状態に応じて意思は変化することがあるため、何度でも 繰り返し考え 話し合いましょう
「人生会議」をわかりやすく漫画で紹介(厚生労働省より)
「人生会議」をわかりやすく漫画で表現しています。その中から2つストーリーを紹介します。
①「人生会議」の誤解編
シニア世代の「人生会議」に対する誤解を解くストーリー。医療機関で知った「人生会議」が“自身が何を大切にして生きたいかも含めて周知の人に伝えること”であると知る。主人公が人生を前向きに捉えてこれからの人生を楽しもうとする姿を描く。
②「人生会議」のきっかけ編
三世代の家族が集まり、親子間の「人生会議」が始まるストーリー。親が自分の価値観を息子から引き出されることで、よりイメージがクリアになり自分の人生を大切に歩んでいく姿を描く。
長与町の普及啓発リーフレット等について
●「人生会議」~アドバンス・ケア・プランニング(ACP)~のリーフレット
●終活ノート
「人生会議」のリーフレットや終活ノートはどちらも介護保険課 包括支援係 窓口で配布中!
ぜひご家族やご友人、職場等でご活用ください。