長与の味、あなたの食卓へ
郷土料理とは、地域で採れる食材を使い、昔からよく食べられていた料理のことです。その地域の歴史や文化などが反映されています。
今回ご紹介する長与町の郷土料理は、法事や仏事など人がたくさん集まる際によく作られていた料理だそうです。一度にたくさん調理することができたり、あとから足しやすいなどの工夫があります。いろんな食材が入り、どこか懐かしいやさしい味の郷土料理、ぜひ作ってみてください。
<長与町の郷土料理のご紹介>
◎角ずし
大村寿司が有名ですが、江戸時代、大村藩だった長与町も影響を受けています。昔は、重石代わりに子どもたちが上から乗って作っていたそうです。押し寿司の型がなくても、きれいに洗った豆腐のパックや牛乳パックを切って使うことで代用できます。
はんぺん赤、青はちゃんぽんや皿うどんに使用するものを使いました。
◎ごんだ煮しめ
筑前煮と違い、材料が大きいのも特徴です。大きめのにぼしをそのまま一緒に炊いたり、大人数にもすぐ対応できるよう、材料を別々に炊く方法もあるようです。
材料の大きさはごろっとおおきく切るのがポイント
◎長与ソボロ
そぼろの由来は材料を細かく切ることが由来だそうです。炒めず、しいたけの戻し汁で炊いてから調味料で味付けします。
◎ピーナッツ豆腐
長与町ではごま豆腐よりもピーナッツ豆腐がよく食べられていたそうです。ピーナッツバターを使うと簡単にできます(加糖のものを使用する場合は、砂糖の量を加減してください)

材料を混ぜ合わせ、火にかけます。

鍋の底が見えるまで混ぜ続けます

型に入れて冷蔵庫で冷やします。
◎酒まんじゅう
ベーキングパウダー(膨らし粉)やあんこが入っていないそぼくで昔ながらのまんじゅうです。

少しずつ調味液を加えながら、
耳たぶくらいの固さになるまでこねます。

生地をまとめ、上から濡れ布巾をかけ、
しばらく発酵させます。

丸めた生地を8個に分けて、
かからの葉(クッキングシート)の上に
岡郷地域で食べられていた幻の郷土料理
◎インギン豆腐のレシピはコチラ
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