堂崎遺跡は町内最古で最大の遺跡です。岡郷の堂崎ノ鼻にあり、長与町の最北端にあたります。町内で最初にヒトが住み着いたのはここ堂崎であったと考えられており、旧石器時代から縄文、弥生、古墳時代と間欠的に長く続いた遺跡であることが分かっています。 〇旧石器時代 多くの石器が出土し、おおまかに堂崎Ⅰ(約3万年~2万年前ごろ)と堂崎Ⅱ(約1万8千年前~1万5千年前ごろ)の2つの時期に分けられます。 ◆出土した遺物 〔堂崎Ⅰ〕台形様石器、ナイフ形石器、石核など 〔堂崎Ⅱ〕細石刃、細石核など この頃、最終氷河期(ビュルム氷期)の極盛期で、寒冷であり現在とは自然環境が大きく異なっていたと思われます。特に海面は大きく低下し、大村湾には海水はなく大きな盆地でした。堂崎はその盆地を見下ろし、水も湧き出る格好の狩猟根拠地だったと考えられます。 〇縄文時代 細かな文化期は特定できませんが、多くの石器が出土しており、石鏃(やじり)が最も多く、縄文時代の終わりごろみられる打製石斧や、同期の土器も多く見られます。 ◆出土した遺物 石鏃、打製石斧、磨製石斧、縄文土器など 〇弥生時代・古墳時代 数は少ないですが弥生土器(弥生時代中期ごろ)、須恵器の破片が出土しています。 ◆出土した遺物 弥生土器、須恵器
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