第11回ほっとミーティング
ひばり学級
第11回ほっとミーティングは、平成27年8月17日に長与町高田郷ふれあいセンター内にある「ひばり学級」で開催され、勤務されているスタッフの皆様(療育指導員、作業療法士の先生方)と意見交換を行いました。
「ひばり学級」は1歳9ヶ月健診や3歳児健診などで「もしかしたら発達障害かも?」と思われるお子さんへのかかわり(活動)だけではなく、子どもの発達について少しでも不安や悩み、疑問がある保護者の方へ向けて相談支援などにも取り組んでいます。
また、各保育園、幼稚園、小学校とも連携し、ひとりひとりの子どもに合わせた最良のかかわり方などを考え、その子にとってプラスになる方法を一緒に見つけていく場所です。
はじめに、町長から就任以降取り組んでいる内容や、今年度の主要な事業等について行政報告を行い、次にスタッフの方が日頃感じている事や、ひばり学級に通う子ども達の様子、保護者の皆様からいつも尋ねられている町への疑問、質問などについてお話がありました。
スタッフの方からは、町と「ひばり学級」の連携により保育園や幼稚園との情報交換や学校就学に向けたスムーズな受け渡しができていること、地域にいる母子保健推進員さんのきめ細やかな活動、「ひばり学級」や「おひさまひろば」「児童館」など使用料無料で気軽に利用できることなど「長与町は子育て支援が充実している」という保護者の皆さんからの嬉しい声と、「5歳児健診の実施の有無」や「発達支援を行う中での専門医療機関とのつながり」「支援が必要な就学前の子どもの受入施設不足」「交通の便の改善」などこれから町の課題となる意見も伺うことができました。
町からは「町内小中学校における特別支援学級や通級クラスの体制」「5歳児健診実施に向けて協議を行っていること」「発達に関わる支援機関との協議」「コミュニティバスの計画」などについても説明を行いました。
時間ぎりぎりまで意見交換が行われたほっとミーティングは、今後も地域や各施設と連携をとりながら必要な情報をスムーズに提供することや、より子育てしやすいまちづくり推進に力を入れていくという町長の言葉で散会となりました。
ほっとミーティング終了後、スタッフの方から「いろいろ聞いてもらってよかった」「まだまだ話足りない」「これからも長与町の子育て支援が楽しみだ」「私たちとの意見交換だけではもったいない。今度は保護者のみなさんともほっとミーティングを行ってほしい。」という感想をいただくことができました。