第9回ほっとミーティング
上長与地区コミュニティ運営協議会
上長与地区コミュニティ地域づくり部会からの申し出を受けて、平成27年2月1日に上長与地区公民館で開催されました。
「地区コミュニティのあり方」や「学校選択制」「長与町コンパクトシティ」など4つのテーマで、自由に意見交換を行いました。
当初の参加予定人数を大きく上回り70人を超えるほっとミーティングとなりました。
地区コミュニティについては、体制や組織が機能を果たせているのか、また区域が広く地域の繋がり方に温度差があることをはじめ、青少年育成協議会とコミュニティ育成部会の一本化、また、公民館活動とコミュニティ活動の一本化など、役員のスリム化を求める声が多く聞かれました。
学校選択制では、長与小へ通っている世帯は上長与地区との繋がりが希薄で、コミュニティ活動に支障をきたす事から選択制を廃止してほしいという意見と、自分で選んだ学校に行く方が学力にも情操教育にも良い影響を与えているので選択制は賛成との両方の意見が出されました。
また、小規模校でも生徒間の団結力が非常に強いことや、きめ細やかな指導が受けられる利点についても述べられました。
コンパクトシティについては、交通渋滞への懸念や公共交通機関に関する意見のほか、通学補助のあり方や通学路の整備、子どもたちが安全に集まれる場所についてなど、子育て世代の抱える悩みについても活発な意見交換がなされました。
最後にまちづくり部会長から、長与町は他町の方から進んでいると言われて嬉しかったことや、現在でも80%以上の人が長与町は住みやすい、住み続けたい町であるとのアンケート結果が披露され、今後ますます良い町になることを願っての散会となりました。
~ほっとミーティングを終えて(報告)~
遠距離通学補助金の申請方法について改善できないかとの具体的なご意見をいただき、持ち帰って協議したところ、定期券の写しの提出が毎月提出から年2回提出に緩和されることとなりました。
町長とのほっとミーティング感想
ニュータウン東区の方(1)
町民の意見を聞く場として非常に有意義と感じました。町議会での職員の意見とは異なった細かい町民の意思がきけると思います。
議会ではないので、部長さんたちももっと素直な個人的な意見をのべてもよいと思う。
小中学生の通学費補助は一考の価値あると思います。このような提案は前向きに早急な改善をお願いします。
1回/年でよいので、定期的なミーティングを望みます。今回は人数が多すぎて発言できなかった方が多かったのではと感じました。
ニュータウン東区の方(2)
町長さんと直接対話する機会ということで、地区の皆さんが積極的に発言されていて良かったと思います。
上長与地区内で、他地区の様子や、困っていることを知る良い機会になりました。
担当の方が、丁寧に回答されているのが良かったです。今後の対応に期待します。
縦割り行政の壁を打ち破って、役員をする人の負担を減らしながら、より良い地域づくりをしていただきたいと思いました。
ニュータウン東区の方(3)
多数の参加で良いミーティングでした。役場からも担当者が沢山来ていただいて、熱気が感じられた。
テーマが多くて時間が足らなかったと思う。あらかじめテーマについての概略の知識とか回答を書いていたら、参加者も分かり易いし、時間が有効に使えたかも。
ニュータウン西区の方
吉田町長が就任以来続けられている「ほっとミーティング」に出席し感じたことは、2つあります。1つ目は、この会に出席し有意義な時間を過ごせて本当に良かった~と言うこと、そして2つ目は、底冷えのする寒い夜にもかかわらず70名を超す出席者数で私達が住むこの長与をどげんかせんといかん!と思ってる方達が多くこの長与に住んでいて本当によかった~と言うことです。
町長が推進されることには、「ほっとミーティング」以外にも「シーサイドマルシェの開催」、「結婚相談事業」とかエネルギッシュで何かしら興味をそそられる事業が多いなあと日頃から思っていましたので、この会を楽しみにしておりました。そして町長以外にも答弁のことを考えてでしょう、9名の各部長も出席されており、結果的に活発な質疑応答となりました。今後は、出された希望、意見をよく咀嚼していただいて実現化に向けて活動してもらいたい。そして私達ももちろん協力することが大事であると思います。
また、「ほっとミーティング」の良さは質疑応答が相手の顔を直接見ながら行われるコミュニケーションであることだと思います。
携帯そしてスマホの爆発的な普及により若者を中心に相手の顔を見ながらの話が不得手です。
相手の顔を見る事により相手の気持ちを慮りながら会話が出来その後の対応にも良い効果をもたらしてくれると考えます。
時には「ヤングほっとミーティング」もいいかなあ・・と思いました。