若年性認知症とは
認知症は一般的には高齢者に多い病気ですが、65歳未満で発症した場合、「若年性認知症」といいます。発症初期には「もの忘れ」が目立たない場合もあり、うつや体調不良と間違われやすい症状があることから、早期の診断と治療が大切です。現役世代での認知症発症のため、仕事ができなくなると仮定的にも社会的にも大きな影響があります。
「若年性認知症」の特徴
◆発症年齢が若い
◆男性に多い
◆症状に気づいてからの受診や診断までの時間がかかる
◆経済的な問題が大きい
◆家族の精神的負担が大きい
利用できるさまざまな制度
「若年性認知症」と診断された方が、利用できるさまざまな制度があります。
例)介護保険サービス・精神障害者保健福祉手帳・自立支援医療(精神通院医療)・障害年金・・・などがあります。
※申請がそれぞれ必要となります。詳しくはお問い合わせください。
若年性認知症についての相談先
長崎県認知症サポートセンター(長崎県すこやか長寿財団内)
「若年性認知症支援コーディネーター」を配置し、電話や来所での相談に応じるとともに、関係機関との連携を図ります。また、ご本人やご家族を中心とした”集い”を定期的に開催しています。何か困ったことがあれば、相談してみませんか。
☎095-847-0473 相談日:月~金曜日(10時00分~15時00分)※年末年始・祝日除く