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はりきって みんなでおどろう みかん音頭
みかん音頭は、長与町がまだ長与村だったころの昭和三四年(一九五九年)、新農山漁村建設事業の一つとして作られました。
今日は、広く町民に親しまれ、学校の運動会などでも楽しく踊られています。
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人のため この世を去った 森 源次
定林から寺の下にかけて長与川が大きく曲がっています。
昔は毎年梅雨時なると、この曲がった所の土手が切れて、せっかく植えた稲がだいなしになってしまいました。
普請(ふしん)奉行として長与に来た森源次は、大がかりな治水工事にとりかかりましたが、川のはんらんはおさまりませんでした。
「人柱(生きている人間をうめること)を立てんばおさまらん。」といううわさ話を耳にした森源次は、自ら人柱に立ちました。
それからというもの、川のはんらんはおこりませんでした。
村人たらは、感謝の印に水神様としてほこらを建て、今もまつっています。
そのほこらは、嬉里郷の親和銀行のそばにあります。
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ふりゆうは 岡と平木場の 伝統芸
浮立の由来については、その目的のほとんとが、「雨乞い」のためだったと言われています。
長与村だった時代には、七つの地区で行われていた浮立ですが、現在では、岡郷と平木場郷のみで伝えられています。
岡郷では、大勢の人が参加するため、「千人浮立」とも呼ばれ、大変ににぎやかなものとなっています。
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ペーロンの ドラに合わせて かいをこぎ
百年以上の歴史をもつ、夏の風物詩ペーロン。
ドラや太鼓の音に合わせて櫂をかく姿は、まさに海の男のロマンを感じさせます。
ペーロンの始まった当時は広瀬酒店前で乗り降りをしていましたが、現在は船津橋付近でしています。
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本川内 二つの月は むじな月
みなさんは、月が二つ出ているところを見たことがありますか。
本川内の松の首峠を見てください。本物の月のとなりで輝いているのは、むじな月なのです。
この月は、むじなたちが長与の夜をもっと明るくしたくて、よっさよっさと持ち上げているものなのです。
むじなは、おばけの仲間ですが、とてもかわいらしいですね。
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